図面スキャンで原本を守る！劣化が進む製本図面を非破壊でデジタル化した話

わたしの職場では、建物竣工時から保管されてきた大量の図面があります。中でも製本された青焼き図面は年季が入っており、開くだけで背表紙が崩れてしまうほど劣化が進んでいました。
職場の改装工事を来年控えているため、「このままでは内容が読めなくなってしまうのでは…」と不安を感じていました。

そんなとき、「今のうちに図面を電子化しておこう」という話が持ち上がり、図面製本のスキャンを専門とする【図面スキャン電子化センター】さんにお願いすることにしました。

図面スキャン電子化センターは、埼玉県にあるスキャニング専門企業です。青焼き図面やトレーシングペーパー、観音製本といった特殊な図面にも対応してくれるのが特徴です。スキャニングには非破壊方式というものを採用していて、劣化した図面も原本を傷つけずにデジタル化できると知り、安心してお任せ出来ました。

さらに、私の職場は出張スキャンの対応エリア内だったため、図面を外部に持ち出す必要がなく、その点もとてもありがたかったです。（ホームページに自分の地域が載っていなくても、相談すれば臨機応変に対応してもらえるそうです！）

図面スキャンを依頼。職場にきていただき、高精度かつ迅速に対応してもらいした。 納期としてはそこまで量が多くなかったので、1日で完了です！

基本情報

実際行ってもらったスキャン作業では、観音製本に対応した「ヘッドアップスキャナー」という特殊な機器を使っていて、大判サイズの図面を見開きのまま丁寧にスキャンしてもらえました。製本を切らずに済んだ上、原本を傷めることなく高解像度のデータに。細かい線や文字もクリアに読み取れるクオリティでした。

データ形式はCDをお願いしました。今にも破れそうな図面でしたが、媒体に綺麗に保存できれば、改装工事で施工業者へ渡しても安心です！ 今回思い切って電子化して、本当によかったと感じています。

もしあなたの職場にも、長年保管されている図面があるなら、ぜひ一度専門のスキャニング企業に相談してみてください。
大切な資料を未来に引き継ぐためにも、早めのデジタル保存をおすすめします！

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